子育て相談室

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ゆあからいむ保育所
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子育ては重労働？

　仕事と子育てが比較される昨今。体力的にも、精神的にも、それは確かに重労働なのかもしれないです。でも、僕は子育てを「労働」と言いたくない。言いたくない、だけどこの辛さを他に何に例えるのでしょうか？　重労働並の辛さのある子育ては現実であり、子育てを労働と思いたくないその考え方もまた現実です。これはほんの一例にすぎませんが、子育ての中にはこのような『葛藤』がたくさんあるのではないでしょうか。

　子育てが辛く、大変なのは当たり前です。なぜなら命を守り、育てる責任があるからです。「親」という重責のある役割を果たそうとする世界中の保護者様には頭が上がりません。「子どもの成長・笑顔」を子育ての対価と考えられるうちはまだ良いかもしれませんが、苦労に苦労を重ねるといつしかそれは対価になり得なくなります。何を糧に大変な子育てをしたら良いのでしょうか。

　核家族が増えたことで子育ての負担は昭和よりも重くなっています。たった20年、30年で子育てを取り巻く環境は大きく変化しました。今や小学生一人ひとりが1台ずつタブレットを持つ時代。このスピード感のある時代の流れにしがみついていくことも大変なことです。昭和の子育てと環境が違うのであれば、その環境に対する対応も今は違います。

　ただ一つ今も変わらない辛い子育てからの脱却方法の入口は「人に話すこと」です。各市町村の役所や通っている園・学校の先生たち、子育て支援センター、NPO法人、家族、友人、メンタルクリニックなど、相談ができる場所はたくさんあります。もちろんゆあからいむもその一つです。相談すること自体が重荷になっているときは、深呼吸とストレッチです。程よい手抜きをして、心の余裕をつくりましょう。